シュラフ 選び方
キャンプをするとき、マットの次に必要なものがシュラフ(寝袋)です。
いや、もちろん、テントも優先順位は高いんですが、タープ泊っていう言葉があるぐらいです。
無くても何とかなります!笑
ファミリーキャンプの場合は、そんなワイルドなこと言ったら誰も付いてきてくれなくなるから、マット・シュラフ・テントは同時で。
シュラフもたくさんあるから、今日はおすすめの選び方をシェアしておきます。
まず、シュラフの種類ですが、ダウン(羽毛)と化繊があります。
初めてのシュラフなら、化繊のものがいいですね。
ダウン=高級・高品質
化繊=ピンきり
なので、良いものを長く使う精神でダウンを選んでもいいんですが、「数万円×家族の人数分」をサラッと出せるならという条件がつきます。
さらに、季節や行く場所の温度に合わせてシュラフを変える人がほとんどなので、「数万円×家族の人数分×季節ごと」で考えると、最初からは思い切りにくい金額になるはず。
その点、化繊ならアンダー1万円の価格帯にもたくさんあるので、家族の人数分を揃えても負担は小さく済みます。
次に温度帯を選びます。
表示の仕方がメーカーによって異なるので、見方が難しいんですよね。
「快適温度」と「限界温度」を示している場合が多いかと思います。
表示が1つの場合は、「限界温度」だと考えればいいでしょう。
「限界温度」は、防寒服を着込んでシュラフにくるまり、ガタガタ震えながらもなんとか数時間過ごせるという温度帯です。
限界温度がマイナス10℃という表記なら、マイナス10℃の中で防寒服を着てシュラフ着て、限界だけど何時間かはやり過ごせなくはない!ってことですね。
つまり、温度表記そのものを見てもその温度まで使えるというものではありません。
シュラフの厚みとかを知る上での参考程度に思っておきましょう。
その上で、最初の一枚としては、マイナス20℃程度のものを準備するのがいいでしょう。
かなり厚手のものになりますが、キャンプ場のある場所は山の上だったりして、通常とは異なる環境です。
暑いときにはジッパーを開けるなどして対応できますが、寒さをしのぐのは困難です。
体調を崩すなど、冷えは大きなマイナスにつながる可能性があるので、厚手がいいですね。
春や秋でも夜はかなり冷えますし、夏場でも涼しすぎることもあります。
わが家はマイナス15℃を使用していますが、布団代わりに上に羽織るだけなら、5月6月の夜でも快適に眠れます。
春先の寒さが残る時期だったら、暖房と併用して快適に使えるというイメージですね。
厚めのシュラフの方が幅広い季節に対応できるので、これからキャンプ道具を揃える場合には、出費を抑えることができるわけです。
自分ではなかなか決められないという場合には、お店に行って店員さんに相談しながら選ぶのも間違いがなくていいですね。